世界遺産とは
世界遺産と言う言葉は頻繁に耳にするようになりました。世界遺産は世界に数多く存在します。有名な名所が主に世界遺産に選ばれますが、自然、文化、遺跡や建築物、などを指します。世界のひとたちの宝物と言うことです。
日本の世界遺産めぐり
日本にも数多くの世界遺産が存在します。全国各地にありますが、世界遺産をメインとした旅行も近年では人気にあります。各地の世界遺産を目の前にすることにより、そのときの歴史を同時に学ぶことが出来ます。これからも日本国では世界遺産が増えることもあるので、新しい発見により、また楽しみが増えて来ますね。
世界遺産検定
世界遺産検定試験があることはご存知でしょうか?世界遺産検定試験に興味がある方も、既に受講してる方もいると思います。世界遺産検定試験って、どんな感じなのか簡単に調べてみました。世界遺産の歴史はもちろん、宗教や人文科学も試験対象になります。まだまだ色々あるのですが、世界遺産の検定試験を受けることにより、世界の人々の歴史を学ぶこともできます。試験はマークシートにチェックを入れる形式になっています。
絶景世界遺産めぐり
絶景の世界遺産と言うのもあります。有名名所で言えば、ピラミッドなどが挙げられます。ピサのドゥオモ広場も絶景世界遺産のひとつでもあります。絶景をめぐる世界遺産旅行も近年人気になってきています。テレビや雑誌などで拝見したことはあるけど、どこの国なんだろう・・・と気になる方も調べてくうちに、どの国だったかを知ることが出来ます。日本とはまったく違う、海外の世界遺産めぐりをするのもいいですね。
世界遺産委員会
世界遺産委員会とは、世界各国の代表が集まり会議が行われ世界遺産が決定します。会議では審査が行われると言うことはもちろんです。委員国の任期はだいたい6年ほどとも言われています。その間に、短縮して任期を変更することも可能です。1998年には日本でも会議が行われたことでも有名です。
アイト・ベン・ハドゥ
モロッコには、2007年10月現在、8か所がユネスコの世界遺産条約によって世界遺産として指定されています。
モロッコの世界遺産の特徴は、何かひとつの建物というのではなく、人びとが生活を続ける街そのものが世界遺産指定をされているということです。
ファズ・エル・バリの世界最大のメディナ(旧市街)の町並み、マラケッシュのメディナ、古都メクネス、ヴォルビリス、ティトゥアンのメディナ、エッサウッィラのメディナ、アル・ジャディーダのポリトガル都市、そしてベルベル人たちのカスパであるアイト・ベン・ハドゥです。
アイト・ベン・ハドゥ
7世紀にアラブ人による支配をのがれたベルベル人は、アトラス山脈を越えて、オアシスにカスバを築きました。カスバというのは、城砦です。
アイト・ベン・ハドゥというのは、現在「カスバ街道」と呼ばれるエリアで、ワルザザード近郊西に33キロメートルに位置します。カスバ化した村「クサル」の典型的な例といえるでしょう。
映画の『アラビアのロレンス』や『シェルタリング・スカイ』で実際にロケ地となったのが、このアイト・ベン・ハドゥです。
日干し煉瓦の乾燥した、埃のけむる光景は、殺伐とし、人を寄せ付けない厳しさと迫力を見せています。特別な歴史があるわけではありません。むしろ、人の手であれこれと加工されていない、不思議な、現実離れした空間の広がりこそがここのここたるゆえんかもしれません。
しかしそれでも人は住みます。小川のほとりの丘の斜面を利用して建てられた「村」には、巨大な門が構え、高い城壁が張り巡らされています。
それでもここには現在もベルベル人の家族が5?6家族住んでいます。カスバ街道には、他にも幾つか同様の村が存在しますが、ここアイト・ベン・ハドゥの保存状態は格段に良いといえるでしょう。
来るものは拒む!まさにそう言っているかのようです。ここはやはり、難攻不落の要塞なのです。